筆記試験合格のコツ

筆記試験

運転免許筆記試験の難易度はどのくらい?

初めて運転免許にチャレンジする人は、どのくらい難しい問題が出るのか、どのくらいの割合で合格しているのか分からないので不安になるものです。
平成29年度の警察庁が出した統計によると、1年間で265万人超が受験していますが、そのうち合格者は201万人弱となっています。
大まかな合格率は75パーセントとなるわけです。
例年このくらいの合格率が出ていて、70パーセントから75パーセントくらいの幅を行ったり来たりしています。

難易度としては3人に2人は受かっていますので、それほど難しいものではないと言えるでしょう。
とはいえ、再試験にチャレンジして受かっている人も多くいますので、初めての受験者に限ると合格率は下がります。
ちなみに、試験は100点満点で90点以上で合格となります。
問題数は合計で95問あって、90問は文章問題となっていて1問につき1点、イラストの問題が5つあって2点の配点となっています

筆記試験合格のコツ

筆記試験では、教習所で学んだことが出ます。
逆に言うと教習所で教わっていないようなことは出題されませんので、とにかく教習所でもらったテキストや授業中のメモ、仮免許の試験などをしっかりと復習することがカギとなります。
もちろん、全く同じ内容で問題が出るわけではなく、いわゆる引っかけ問題のような内容もあります。
教習所では、教官が出題される可能性が高い問題や間違いやすい部分などを教えてくれるはずですから、そうした点をしっかりとマークして徹底的に覚えましょう。

また、多くの教習所では問題演習ができるようにパソコンを用意しています。
そこでは過去問などを解いていき、自動的に採点してくれます。
現在の自分の学習状況を把握することができますし、どの分野の点数が低いのかといった傾向を確認できます。
苦手な分野がはっきりとしているのであれば、そこをしっかりと復習しておきましょう。

もう一つは、うっかりミスを減らすことです。
しっかりと勉強して試験に臨めば、答えが全く分からない問題というのはそう多くはないはずです。
そのため、後は勘違いやマークシートの付け間違いなどによる無駄な減点を避けることが大事です。
解答を全部記入できたとしても、そこで安心するのではなく、何回か繰り返して自分の答案を確認してみましょう。

別のポイントは、できるだけ緊張せずに本番に臨めるようにしておくことです。
しっかり勉強してきても、精神的なプレッシャーで実力を発揮できないのはもったいないです。
前日は早めに寝ておくことや、試験会場には遅刻しないように時間に余裕を持って到着する予定を組みます。
テスト用紙が配られたらすぐに取り掛かるのではなく、緊張しているなと思ったら深呼吸してから始めましょう。