bimota(ビモータ)の特徴

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3人の創設者

bimotaが設立されたのは1966年のことです。
なぜbimotaと名付けられたのか、それは3人の創設者が関わっています。
ヴァレリオ・ビアンキとジュゼッペ・モッリ、マッシモ・タンブリーニという3人のパイオニアの名字の頭文字をとって名付けられました。
当初は空調設備を手掛けるメーカーでした。

創設者の一人、タンブリーニはもともとモータースポーツが好きでした。
レースにも参戦していたのですが、そこ中で大きなアクシデントが起こりました。

1972年のレースで、彼は大クラッシュを経験しました。
本業に支障をきたしつつあったため、周囲はレースからの撤退を強く勧めました。
そこで彼はレーサーではなく、コンストラクターとして参戦しようと考えます。
これがbimotaをモーターサイクルメーカーに変身するきっかけになりました。

数々のレースで栄冠に輝く

本格的にコンストラクターチームとしてレースに参戦することになったbimotaは、名車をどんどん作り出していきます。
1980年には世界GPの350ccクラスを制し、チャンピオンに輝きました。

さらに1987年にはTT-F1世界選手権に参戦します。
こちらは現在世界スーパーバイク選手権と呼ばれる大会です。
参戦初年度で年間3勝し、タイトルを獲得しました。
ルーキーイヤーでいきなりチャンピオンに輝いたことで、bimotaは一躍注目の存在になりました。

ほかのバイクメーカーとは一線を画す

通常バイクメーカーというとフレームからエンジン、サスペンションに至るまで自社で作るのが一般的です。
しかしbimotaの場合、エンジンは自社生産しないスタイルをとっています。
これは創業当初から一切姿勢を変えていません。

エンジンは他社のものを使用し、フレームとカウルはオリジナルのものを使っています。
ホンダやスズキ、カワサキのエンジンを使ったシリーズもあって、日本との関係も深いです。

bimotaのフレームは業界でも高く評価されています。
純正メーカーよりも品質が高く、剛性も優れていると言われています。
しかも見た目の良さが評価を集めています。
実際日本のライダーの中でも、スタイルがいいとしてbimotaのバイクを買い求める人も少なくありません。

苦難を克服

bimotaの歴史は、決して常に順風満帆だったというわけではありません。
1990年代後半には製品に不具合が見つかりました。
結果的に多くのマシンをリコールすることになり、深刻な財千何にあえいだこともありました。

しかしそこからbimotaは盛り返します。
経営の刷新など立て直しを進め、ついに2003年にはDB5 MILLEというモデルがモーターサイクル・デザイン・アワードを獲得しました。

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