BMW


超高級車でおなじみのBMW

BMWと言えば、初めに思い浮かぶのは、超高級車の方ではないでしょうか?
特徴的なエンブレムを付けた、光り輝くBMW車は、根強いファンがいることでも有名で、近年では高級タクシーに利用されることも少なくありません。

そんなBMWですが、四輪車のみではなく、二輪車も販売をされています。
BMW車と同じように高性能なバイクとして知られており、バイクの方も、根強いファンが居ることで有名です。
具体的にはどのような特徴があるのかをご説明します。

超軽量、なのに超馬力が特徴のモーターエンジン

BMWのバイクは、一言でいうと超軽量、超馬力が大きな特徴になります。
バイク本体が非常に軽いのですが、エンジンも必要最低限のサイズ、コンパクトにまとまっているため、他のバイクと比べると、その軽さは一目瞭然。
車両によっては、なんと120キロという車重で、他バイクの三分の一の重さに抑えられているのです。
とにかく軽く、無駄な構造を全て省き落とした、洗練されたエンジンだと言えるでしょう。

また、それだけ軽いエンジンなのに、パワーは絶大なもの。
車両によっては、8・5馬力というとてつもないパワーエンジンが搭載されており、時速100キロの連続ツーリングをいとも簡単に行うことが出来るとされています。
通常のバイクが高くても5~6馬力であることを考えると、正にこの数値は異常です。
とにかく早いバイクに乗りたいという方であれば、断然BMWがおすすめでしょう。

元々は航空機のエンジンを開発していた

なぜ、BMWはこれほどまでに高性能なエンジン技術を持っていたのか?
その理由は、もともとBMWが、航空機のエンジンを作る企業だったことが理由です。

BMWは最初は、飛行機などを始めとした航空機のエンジンを作るメーカーでした。
ですが戦後、規制が厳しくなり、航空機そのものを作ることが難しくなってしまったのです。
そんな時に開発されたのが、BMWの元祖エンジンとなる、バイク用のモーターエンジンでした。

飛行機を飛ばすことが出来るほどの超強力エンジンを小型化し、バイクに積み込むことで、その実力を発揮。
まるで飛行機にでも乗っているかのようなそのバイクは、瞬く間に世間に流行していきました。

1970年頃、一時ボクサーエンジンは消えようとしていた時代もありました。
その理由は、業績悪化によるものが挙げられます。
一時は生産中止をするべくファイナルモデルを発売しようとしていましたが、その噂を聞きつけたファンによるオーダーが殺到。
新しいエンジンが開発され、販売をされてもなお、その根強い人気が収まることがありませんでした。

それだけパワーと実績を兼ね備えた、正に理想のエンジンが搭載されているのが、BMWと言えるでしょう。