バイクに乗るときにゴーグルをつけるメリット
バイクに乗っている時には安全確認の大半を視覚によって行います。
バイクの場合エンジンの真上に運転手が乗ることになるので、音だけで安全確認をすることは難しくかなり丁寧に周囲の安全を確認しながら走行していくことになります。
そのためもし運転中に視界が奪われるようなことがあるとたちまちバイクと運転手は危険な状況になってしまいます。
バイクに乗る時には必ずヘルメットを着用しますので、ヘルメットに干渉しないデザインと機能を持っているものを選ぶ必要があります。
バイク用の視界確保のためのアイテムとしては、フルフェイスヘルメットなどに着いているシールドか、もしくはサングラスといったものがあります。
そうしたものではなくゴーグルを着用するメリットとして、まず外れにくく目の周りを確実に防護することができるということがあります。
バイク用ゴーグルは大きなレンズ部分で目の周りを覆い、後頭部にゴムバンドを回して固定する形をしています。
そのため風や衝撃によってずれることがなく、確実に目の周りを守ることができるという利点があります。
どちらかというとゴーグルが多く使用されるのはオフロード競技で、泥はねなど汚れによって目の周りが見えにくくなってしまうのを防ぐ役目をします。
またシールドやサングラスの場合、風が吹いた時に隙間から入りこんできて目が乾きやすいという欠点があります。
花粉の時期などは特に通常のメガネでは防ぐのが難しくなりますので、季節限定でゴーグルを導入するというのも一つの方法となります。
ゴーグルの種類と使い方
バイク用ゴーグルはバイクショップに行くとかなりの種類が販売されていますが、デザイン的には大きく「ビンテージゴーグル」「クラシックゴーグル」「オフロードMXタイプゴーグル」といったものに分類されます。
また普段メガネをかけている人向けに「メガネ対応ゴーグル」として販売されているものもあるようです。
売れ筋となっているのはやはり見た目がよいクラシックゴーグルで、ジェットヘルメットと合わせてレトロクラシックなコーディネートにする人がよく見られます。
オフロード用のゴーグルの場合、そのゴーグルにピッタリ合ったフェイスガードも必ず用意されています。
フェイスガードをつけることで目の周りだけでなく顔全体をガードすることができるので、激しいモトクロスレースなどをする場合はセットで選ぶようにするとよいでしょう。
一般道向けのゴーグルとしては、TNK工業のスピードピット ビンテージゴーグルといったところが人気があります。
こちらは左右にレンズが分かれており、ジェットヘルメットにピッタリ合う形状をしていることから女性ライダーからも高く評価されています。