バイクにも車検は必要
車検と言えば自動車が受けるものというイメージがあります。
しかし、自動二輪車であるバイクにも車検が必要です。
とはいえ、バイクに乗って日が浅いという人はバイクの車検がどのような手続きと費用が掛かるのかということを知らない人も多くいます。
そこで、ここではバイクの車検についての情報を紹介していきます。
バイクの車検時期と対象となるバイク
バイクで車検が必要な車種はすべてではありません。
一部に限られたものであり、基本的に250㏄を超えたものであり、250㏄以下のものは対象外です。
あまりバイク人口としては多くないですが、300㏄や350㏄といったバイクも車検の対象となります。
バイクの車検時期としては初回登録後から3年、それ以降は2年ごとに車検が必要となります。
車検は自賠責保険が切れる一か月前から受けることができ、書類の準備もあるので車検が切れる一週間前には受けるようにするのが望ましいです。
車検に必要な書類
バイク車検で必要となる書類は車検証、定期点検記録簿、軽自動車納税通知書、が事前準備の必要なものです。
軽自動車納税通知書は車検が切れる年の通知書が必要で、もしも紛失したという場合には役所の納税課で再発行ができます。
これらの書類以外のものはバイクの修理業者やディーラーなどで車検を受けるという場合には準備をしなくても問題ありません。
当日必要となる書類が審査依頼書、継続検査申請書、印鑑です。
これらの書類は修理業者やディーラーが用意をしてくれていることが多いですが、自分で用意が必要という場合には最寄りの陸運局に行けば揃えられます。
ユーザー車検の場合にはその場でバイクの修理が必要となることもあるのでこれらと別に工具といったバイクの修理道具を持って行くことが必要です。
車検にかかる費用
車検にかかる費用というのは法律で定められている法定費用です。
そのためどのようなバイクでも支払う金額は一律となっています。
2年分の自賠責保険、重量税、印紙代という3つは必ず車検で必要です。
自動車よりは車検の費用は掛かりませんがやはり大きな出費になります。
ユーザー車検であればこれ以外の費用は抑えられますが、バイク修理業者やディーラーに車検代行をしてもらうという場合には、さらに手数料が必要です。
車検代行手数料は相場として1万円から2万円、車両整備費用はバイクの状態によって消耗品の交換や整備といったものが入るため一概には言えませんが1万円から3万円程はかかります。
これらの費用をトータルすると、法定費用と手数料、整備費用とで相場としては5万円から7万円ほどかかるといわれています。
業者によってかかる費用は違うので事前にどのくらいかかるかという見積もりを聞いてから依頼すると安心できます。